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  • No : 11119
  • 公開日時 : 2025/07/04 16:15
  • 更新日時 : 2025/07/04 17:07
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保証金の仕訳例を知りたい。

回答

保証金の会計処理方法は、解約時に保証金が返還されるか否かによって異なります。将来返還される契約であれば経費とはせず資産に計上します。反対に将来返還されない契約であれば経費で処理しますが、繰延資産となるため支出した時に全額を経費にできません。

会計処理は、保証金の返還の有無、返還されない場合の金額によって異なります。

▼契約時の仕訳

・解約時に返還される場合
例:100万円を保証金として支出した場合


      借方               貸方
保証金 1,000,000円   普通預金 1,000,000円


・保証金が返還されない場合
例:返還されない金額が20万円未満(仕訳例では15万円)の場合(※)


      借方               貸方
保証金   850,000円   普通預金 1,000,000円
支払手数料 150,000円


(※)保証金が返還されない場合、返還される金額や契約期間によって仕訳方法が異なります。詳細は保証金の仕訳~不動産を借りる時に支払う敷金などの会計処理~|株式会社フリーウェイジャパンをご確認ください。

▼解約時の仕訳

・返還される金額が決まっていなかった場合

例:退去の際に5万円の原状回復費用が発生し、その分を引かれた金額が返還された場合

    借方             貸方
現金  950,000円   保証金 1,000,000円
修繕費 50,000円


・返還されない金額が決まっていた場合
例:契約時に返還されない保証金の金額が5万円と決まっていた場合


    借方             貸方
現金 950,000円   保証金 950,000円


▼キーワード検索用
敷金/差入保証金

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